お世辞という奇跡

※個人的妄想。苦手な方はご遠慮ください。

そのなんで参加したんだかわからないイベント

（中高生向け学校混合秋の文化祭）に

翌年もまた　おいらは出た。

友達のまっちーが

”二人で踊りたい”って言うからさ。

まっちーがそうしたいんなら。

参加申込みが始まる前から

おいら達は準備を始めた。

春から髪を伸ばし始め

（まっちーが　二人共ぼぶ？が面白いって言うから）

衣裳を用意する用に小遣いを貯めた

（結局全然足りなかったけど）。

まっちーの仕上がりは完璧だった。

わんれんの髪に白の衣裳で

黙っていれば王子様みたいだ。

おいらの髪はまだ伸びかけだった。

衣裳は　コントラストを狙って

臙脂色の無地に見えるシャツに

（『智、赤が好きだし』って言われて

　赤地に小さく柄の入ったのにした）

パンツはサイケなモノトーン柄のずるずるしたやつ

（予算の関係で　かあちゃんに借りた！ww）。

靴はHARUTAで誤魔化した

（まっちーは　ちゃんとしたのを履いていた）。

『翔』は　この年も

やたらと　おいらを褒めてくれた。

へんちくりんな衣裳も

伸びかけの髪も。

踊りの構成とか振り付け、

まっちーとのコンビネーションを褒められたのは

ちょっと・・・かなり嬉しかったかな。

まっちーに話しかけたい多くの女子、

おいらの後ろに逃げ隠れるまっちー、

そんな騒動を物ともせず

きらきらの瞳で感動を伝え続ける翔。

カオス（笑）な記憶。

参加申込手続きや準備をする中で

翔がこのイベントの運営に携わってると知った。

運営の主力が有名高校の生徒だとか

翔も名門中学に通ってることとか

ぼんやりのおいらにも　わかってきた。

運営だからお世辞を言ってくるわけではなく

なんでだか　褒めてくれる翔。

んふふ　なんか可愛い奴。

見るからに頭良さそうな知り合いが

できたみたい、

そんな風に感じてたのかな？

デリカシーとはなんなのでしょうか

と出てきました

そうですまさにそれ

良く言えば裏表がなくてざっくばらんなお義母さん

私「りくと申します」

私「そうですね」

私「よろしくお願い致します」

てな感じで初対面のときから呼び捨てで呼ばれています

ウェルカムな感じでありがたい

その後親戚で集まったとき旦那さん家族みんなが私を「りく！」と呼び捨てにしているから私の兄のお嫁さんはえらい驚いていました

私「はぁ」

結婚する前から子どもの話

授かりものだし子どもの話って夫婦で話し合うとてもデリケートな話なのでは

「披露宴延期にしたんだから先に子ども産んじゃえば？」